転院へ向けて

新しい主治医は精神療法に重きを置く、今時貴重な医師である。 しかし、現在のシステムで一時間以上も診察に時間をかけるのは、物理的に無理なのは自明である。昨日、4回目の診察では2時間待ちとなった。 やっと診察に入り、40分を経過すると待っている患者がドアーを開けてきて、苦情を言った。結局、診察は中途半端に終わらざるを得なかった。
主治医は、「私の診察ではじっくり話を聴くので今後もこんな状況が続きます。もし嫌なら他の病院に代わって貰っても良いです」と言った。
娘も父もリスパダールの減薬に協力して貰えるならば、待ち時間は我慢できるのだが、リスパダールの減薬を認めない代わりに、非定型の抗精神薬エビリファイの追加を提案してくるに当たって、とうとうこの主治医を諦めざるを得ない心境になった。
主治医の言い分は、「生理不順の原因はプロラクチン値が高いからである。エビリファイを追加すれば、下げられる可能性がある。ただし、エビリファイは合う人と合わない人があり、2ヶ月くらい様子を見る必要がある。調子が良ければ、その後リスパダールを減薬して行く。前主治医から、リスパダールを9mgまで減薬したとき、調子を悪くしたと受け継いでいる。だからまだまだ、減らすわけにはいかないので、エビリファイを追加する」、と言うものである。 
父の言い分は、「前回の減薬では、いきなり12mgから9mgへ減薬された。減薬量が大きかった気がしている。 昨年から販売されている0.5mg錠を使って、例えば1.5mgずつ減薬して様子を見て欲しい。 前回調子を崩したと言っても、そのときたまたま、メンバー同士での一時的な感情のもつれがあって、それが原因である。もつれが解消するとすぐに調子は戻ったので一過性であった。そんなことは正常人でもよくあることで、簡単に減薬の影響と断定すべきではないと思う。 今回の診察の間に、生理はちゃんとあった。 リスパダールの副作用でプロラクチン値が上昇していると考えているなら、症状が落ち着いている現在の状態で、まずは、リスパダールを減薬して行くのが先決ではないか。 現在の症状の安定性から見ると、リスパダールの減薬はエビリファイの追加の危険性と比べると、はるかに安全で妥当な選択であり、エビリファイの追加は容認できない」、というものだった。

精神科医療では薬物療法と精神療法の両輪があって最適なものになる。どちらかしか叶えられないなら、薬物療法の方を選択せざるを得ない。薬物療法を最適にする努力をしないで、いくら精神療法を施そうとしてもナンセンスであるからである。精神療法の代替は、親、家族、友達、支援センターの協力によって、ある程度可能であるからである。

という訳で、薬物療法について患者側の言い分を聴いて、最適化に協力して貰える病院、クリニックを本気で探すことにした。
とりあえず、近辺で新設のクリニックにセカンドオピニオン受診を予約した。
何とか、良い医師に巡り会いたいものだ。

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