もし父が入院したら、娘はどうする?

心に失調を抱えた娘が居る身、父は人一倍健康には留意して来た。
タバコは元々吸わないし、無農薬野菜を沢山使ったバランスの良い食事を摂り、
野菜作りやヨガなど適度の運動をしてきた。

ただ、父は若い頃結核に罹患したことがあり、呼吸器は元々やや弱く、
一旦咳きが出始めると長引く傾向があった。
TVの番組で、そのような人は慢性気管支喘息の可能性があると言っていたのを契機として、
3年前から娘と一緒に、呼吸器内科を受診すると、やはり、父も娘もその傾向があるとの診断であった。
それ以来、吸入薬を処方され、喘息治療をしてきた。

先日、父はその医院で、「しばらく、癌検診など受けていないのなら、先ず、血液検査をしてみましょう」と言われ、検査を受けた。
その結果、CEAとCA19-9の腫瘍マーカーのうち、後者は正常だったが、前者が基準値以上の9.0だった。
3年前にもCEAが5.5と基準値をオーバーしたので、胃カメラや胸部CTの精密検査を受けたことがあった。
この結果、胃には若干の炎症があり、これはピロリ菌に依るものだろう、胸部CTでは影が見られたが、それは若い頃の結核の痕跡だろうとのことであった。
そのときは、抗生物質を1W服用することで、咳き、痰などの症状が治まったので、その後は何もしない状態で、呼吸器内科に転院し、喘息治療を受けてきた。
そして今回、3年ぶりに血液検査したところ、CEAが9.0と前回に比べてかなり増加していた。
元々CEAが高く出る人も居るが、増加しているのは問題とのことで、精密検査をしようということになった。
先ず、胸部CT検査を受けると、普通のレントゲンでは見難い所に新しい影が見つかった。
それで視る限り、炎症の可能性もあるが、肺がんの可能性もあり得るとのことである。
CEAはどちらかと言えば、消化器癌で数値が高くなると言われている。
それで、先日は、腹部エコーと胃カメラ検査も受けた。
これに依ると、胃に炎症は視られるが、癌らしきものは視られなかったとのことであった。
今後は肺の影が癌なのか、炎症なのかの診断を行うことになる。
このため、先ずはPET検診を受けるべく、現在、検診待ちの状況である。

父の身体のこのような状況について、娘に伝えるべきか最初迷ったけれど、父は何度も病院に行かなければいけないので、黙っていることはできなかった。
それで正直に伝えてきた。

娘は、最初はパニックになりそうだったが、現在では状況を受け入れてくれ、父が仮に入院となった場合も、ヘルパーに朝1時間くらい来て貰えれば何とかやって行けると言ってくれている。
昼食、夕食は宅配食を利用するのである。
我が家ではペットの猫ちゃん2匹が居るので、娘が援護寮に入ることはできないのである。

いつも相談に乗って貰っている地域生活支援センターのアドバイスを受け、市の保健センターにヘルパー派遣の申請を行ったところである。
娘の通っている病院にも訪問看護ステーションがあるが、こちらは我が家が訪問できる距離範囲を超えているので訪問はできないが、地域生活支援センターと連携して見守りするとのことである。

娘もいざとなれば、社会からのバックアップ体制が得られることがわかり、現在は安心して生活している。

父の症状は、かなりの期間、痰が詰まる感じが続いていたが、一週間前から痰も出なくなり、肺の状態は大変良い感じになって来ている。
肺がんであれば、症状が出て、軽快することは少ないとは思われるので、だんだん、気持ちは楽になっている。

でも、楽観は禁物、仮に深刻な病気であっても、社会からのバックアップ体制を信頼して、娘も父も現実を受け入れベストの選択をして行こうと思っている。

娘にはこれまで、自分の病気との付き合い方、自立に向けた取り組みに甘さがなかったか、考える良い機会になったに違いない。

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