自立への第一歩・・・一人暮らし体験スタート

娘は現在、統合失調症として治療を受けているが、病気の背景に自閉症スペクトラム気質が影響している可能性は高い。
そのことは、担当医からも言われるし、本人も自覚していることである。
他人との共同生活はストレスを感じ易く、むしろ一人を好む傾向がある。

それ故、父亡き後、娘が社会のなかで暮らして行くためには、一人暮らしするのがもっとも長続きできる道であろう。

昨年、父は大病を患った。
1年経過して比較的順調に回復しているが、病気を契機に家庭菜園を止めており、現在は自治会役員もしておらず、時間的余裕がある。

娘の方は、統合失調の処方が、リスパダール単剤6~7mg(一日当たり)で安定しており、1年半が経過している。

父の病気を契機にヘルパーさんに入って貰い、家事援助を週2回(各1時間)、外出援助を週1回(3時間)受けてきた。
今や、ヘルパーさんに援助を受けることに慣れてきている。

娘がどなたかに、
「私はお父さんが亡くなった後の生活にとても不安があります。 どうしたら良いですか?」
と聞くならば、

「一人暮らしの練習機会は今でしょ! 」

と、ほとんどの人は答えるに違いない。

娘も納得したので、近所で賃貸マンションを探してみると、レオパレスでロケーションの良い物件が見当たった。

女性の入居者が多く、セキュリティも良く、近所に食べ物屋が多くあり、いつも電話相談している生活支援センターには歩いて行ける。
最寄りの駅も近く、作業所にも行き易い。
一番親しく交流している女性友達の家とも近くなる。
駐車場もあり、父は車で、10分程度で駆けつけることができる。
設備はほとんど完備しているので、初期費用も少なくて済む。

朝は軽い食事を自分で作って食べ、昼食は週2回、ヘルパーさんと一緒に作り、他の日は作業所で昼食を食べたり、外食したりすれば良い。
夜食は宅配弁当を利用する。

4月の始めより、入居の予定である。
最初から、すべてやろうと思わず、土日は我が家に帰り、また平日でも自由に家に寝に帰っても良いように考えている。
とにかく、日中だけでも父から離れて暮らすことにより、独立性を少しずつ学んで行って欲しいものだと、父は思っている。

父は地域の発達障害の親の会に参加している。
そこでは多くの親御さんは、将来のことを考え、子供に一人暮らしをさせておられる。
最初は親も子供もなかなか大変なようだが、時の経過と共に、「一人暮らしさせて良かった」という声を聴かせて貰っている。
父も娘もそうなって行きたいものである。

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この記事へのコメント

マメコロ
2014年03月17日 14:47
ご無沙汰しておりました。
パパさんもお嬢さんも、お元気なご様子、何よりです。

主人は、十二指腸を食べ物が通りにくくなった為、昨年11月に、
胃と小腸をつなぐ、バイパス手術を行いました。

お正月は、自宅で過ごしましたが、食事量も少なく脱水症状が激しくなって
1月下旬頃から、また入院しています。

主治医から、食事量が少ないのを補うために、
栄養補助の点滴が、少量だけでも毎日必要といわれました。

入院で栄養補助の点滴を、ずっと続けていく事はできないそうで、
4月下旬頃には、一旦退院して、自宅で点滴していただく事になりそうです。
その為に、介護認定を受け、審査の結果、要介護2という事になりました。

主治医が症状を、少し重く書いて下さったのだと思います。
これで、介護保険で、訪問看護の方に、毎日来て頂いて、点滴してもらえそうです。

現在、病院では、歩いてトイレにも行けますし、自分で食べる事もできます。
ただ、病院食が食べられず(お粥も食べたくないと言う)
私が毎日、主人が食べたいという物を、病院まで持参しています。

娘の状態が良くないのもありますが、主人がこういう状態なので、
娘は、可哀相ですが、ずっと入院です。

主人の事も、娘の事も、どちらも良くなって欲しい気持ちでいっぱいでも
今は、娘を自宅で看る事が出来ません。。

チャッピイパパさんのお嬢さんの一人暮らしが、
最初は色々あるかも知れませんが、きっと上手くいくと思います。
そうなりますよう、心からお祈りしています。

チャッピイパパさんから、たくさん教えて頂いてる事、感謝しています。
これからも、お手本にして頑張っていこうと思っています。
チャッピイパパ
2014年03月17日 15:23
マメコロさん
  これまでご無沙汰して申し訳ありませんでした。
  久しぶりに更新したブログに早速反応して下さって有  り難うございます。
  マメコロさんは大変な苦境のなか、頑張っておられる  ので、こちらも勇気を与えられます。
  これからも情報交換して行きましょう。
チョコ
2014年03月20日 19:21
こんにちは。順調に回復なされて、お嬢さんもお元気でよかったです。4月から一人暮らしを始められるのですね。行き来できる距離でレオパレスが見つかったのは幸いでしたね。ご本人も納得して始められるのなら、最初は難しいことがあっても、お父様やヘルパーさんの助けを得て、きっと乗り越えてゆかれますよ。祈り、応援しています。
わが娘は少し仕事をできるようになりましたが、体調その他まだ不安なことがあります。元気に動けるようにまず体を健康に戻してやりたく、食事に気をつけるようになったのですが、それが本人からはうるさがられ、事態は空回りしています。
チャッピイパパさんも書いておられるように、親亡き後に自分で暮らしてゆけること、ここに焦点を据えていかないとだめですね。過保護になっている自分を戒め、1歩引いて状況を見る・・・今回お書きになったものを読んで、思いました。
チャッピイパパ
2014年03月21日 11:01
チョコさん、コメント有り難うございました。
少し冒険ですが、思い切って一歩踏み出すことにしました。
娘には
「案ずるより産むが易し」
「駄目元でも構わないから」
など言っております。
この経験を通じて、親亡き後の自分の人生を少しでもイメージして、自立心が芽生えてくれれば、と思っております。

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